ペット火葬はいつまでに行えばいい?持ち込み方法や注意点をご紹介!

ペット火葬

ペットが亡くなった後すぐに火葬するのは寂しいため、出来るだけ長く手元に置いておきたい人もいるでしょう。しかし、季節によっては腐敗が進んでしまうこともあるため、適切なタイミングで火葬する必要があります。では、ペット火葬はいつまでに行えばよいのでしょう。ここでは、ペット火葬の時期とともに、持ち込み方法や注意点について詳しくご紹介します。

ペット火葬はいつまでに行うの?

ペットの火葬を行うタイミングは、人によって異なります。火葬の時期は法律などで定められているわけではありませんが、一般的には以下のポイントを考慮することが推奨されます。

冬の時期は5日以内に火葬する

冬は気温も低く腐敗が進みにくいため、亡くなってから5日以内に火葬すればよいでしょう。小型のペットや痩せているペットは、腐敗が進みにくいため1週間ほど自宅で安置しても腐らないことがあります。しかし、お腹にガスがたまってきたり、虫が発生したりした場合は、早めに火葬するのが賢明です。

夏の時期は3日以内に火葬する

夏の時期は腐敗が進みやすいため、亡くなってから3日以内に火葬するのがよいでしょう。ただし、腐敗を避けるあまり、亡くなった当日に火葬するのは可哀想です。人間でも、亡くなった当日に火葬することはありません。一晩は一緒に過ごし、火葬の手配をするのが一般的です。

外傷がある場合は早めに火葬する

外傷がある場合は、腐敗が進みやすくなります。また、腫瘍がある場合も、見た目はわからなくても腐敗は進行している場合があります。外傷がある場合は、早めに火葬するのが賢明です。

ペット火葬の持ち込み方法

ペット火葬をする場合、自宅から火葬場までどのようにして持ち込めばよいのでしょう。

段ボールやケージに入れて持ち込む

小型のペットであれば、段ボールやケージに入れて持ち込むのが一般的です。移送中に体液が出ることもあるため、段ボールやケージの中にタオルを敷いておくとよいでしょう。段ボールに飾り付けしても、火葬場で別の棺などに入れ替えなければならないこともあります。飾り付けなどをして火葬したい場合は、事前に確認することが必要です。

大型のペットの運び方

大型ペットは、段ボールやケージに入れるのは難しいため、布やタオルの上に乗せて運ぶのが一般的です。死後硬直が始まると関節を曲げたりするのが難しくなるため、硬直が始まる前に足を曲げて運びやすい体勢にしておくのが良いでしょう。すでに死後硬直が始まっている場合は、無理に曲げる必要はありません。

暑い季節の運び方

暑い季節は、火葬場への移送中に腐敗が進まないように、保冷剤を体にあてて運ぶのがよいでしょう。お腹や頭に保冷剤をあてておくと、腐敗が進みにくくなります。

移送手段がない場合

ペット葬儀社の中には、ペットを引き取りに来てくれるところもあります。ペットを火葬場まで運ぶ移送手段がない場合は、引き取りサービスのあるペット火葬場を選びましょう。

ペット火葬の時に用意するもの

ペット火葬の時には、ペットの写真やペットのお気に入りのもの、お花などを用意しておきます。最後のお別れを悔いなく行えるように、忘れずに揃えておきましょう。

ペットの写真

ペットの写真を持ち込んで、火葬する前に飾ってお焼香するなど、最後のお別れができます。また、ペットとの写真を棺に入れる人もいます。ただし、生きている人の写真を棺に入れるとあの世に呼ばれるという迷信もあるため、写真を棺に入れることを禁止している火葬場もあるでしょう。

ペットの好きなもの

ペットの好きだったおやつや、おもちゃを用意してあげましょう。おやつは、棺の中に入れて一緒に火葬することが可能です。おもちゃも素材によっては入れられますが、プラスチックや金属製のものは入れられません。棺に入れられなかったものは、後日お焚き上げをしてもらうことも可能です。

お花

ペットの棺を飾る、お花を用意してあげましょう。用意する花は決められていませんが、色が濃い花は、骨に色が移ってしまうこともあるので避けるのが賢明です。

数珠

火葬前のお焼香の際には、数珠を用いてペットの冥福を祈ってあげましょう。

まとめ

ペット火葬は、腐敗が始まる前に終えることが大切です。小型ペットは火葬場へ持ち込むのはそれほど難しくありませんが、大型ペットは運ぶのが大変です。家族で協力して、火葬場まで持ち込みましょう。また、火葬場はペットとの最後のお別れ場所になるため、ペットの愛用品や写真などを用意し、しっかり供養することが大事です。

神奈川県平塚市の「宗教法人蓮昭寺」は、心のこもったペット葬儀・供養を行っております。ペットも人間と同じように供養される権利があると考えており、さまざまなプランをご用意しております。霊園も併設しておりますので、火葬の後は骨壺を安置していただくことも可能です。初七日や四十九日の法要など、人間と同様の供養を行っております。ペットが安らかに眠れる霊園をお探しの方は、いつでもお気軽にご相談ください。